一色高校定時制について About Isshiki Teiji

一色高校定時制について一色高校定時制には、多くの出会い、発見、そして成長の場があります。

多くの生徒が、働きながら学校に通っています。定時制は夕方5時からの温かい給食から始まります。5時45分に教 室でST(連絡)があり、5時50分から1時間目の授業が始まります。
45分間の授業は、スライドやタブレットを使ったり、 基本的な問題から発展的な問題へつなげたりと、生徒のペースに合わせて行われます。

外国につながりをもつ生徒も多く学んでいます。
現在はフィリピン、ブラジル、ベトナム、インドネシア、ペルー、ネパール、 中国、ボリビア、アルゼンチンにルーツをもつ生徒が在籍しています。休み時間は、様々な言語が飛び交い、とてもにぎや かです。

授業では、プリントに読み仮名をふったり、簡単な日本語に言いかえたりと、生徒が学びやすいように工夫がしてあります。異なる言語や文化を共有することで、全ての生徒が互いを思いやる姿勢を学び、仲間として尊重し合い、共 に成長することを期待しています。

5月には、1年生の校外学習があります。6月の定期考査前には、授業後に自主学習に取り組む生徒の姿が見られま す。また、スポーツ大会、体育大会、ナイトフェスタ(文化祭)、卒業生を送る会など、多くの行事があります。どの行事でも、生徒が中心となり、アイデアを出し合い、協力して取り組んでいます。 部活動では陸上競技部、バドミントン部、柔道部、バスケットボール部、書道部、卓球部、ボランティア部、多文化共生 部が活動しています。授業後の活動のため、時間は短いですが、それぞれの目標に向かって楽しみながら活動しています。

生徒の中には、通信教育などを利用しながら、3年間で卒業する人もいます。また、4年間の総合的な探究の授業を 通じて、自分の現在のあり方を振り返り、将来について考える機会を設けています

一色高校定時制は、生徒が自分でよく考え、学び、卒業後の人生へのよりよい船出ができるよう、4年間、継続的に支援していきます。

一色高校の場所 Location

一色高校へは、「西尾」駅から吉良吉田行きの電車で約12分、終点の「吉良吉田」駅で降ります。吉良吉田駅から碧南駅行きの「ふれんどバス」で約14分、「一色高校西」で降ります。バス停から学校までは約3分です。 自転車で西尾駅から通う生徒もいます。約30分ほどかかります。

教育課程 Curriculum

校則 School rules

生徒数一覧(2023年現在) Number of Students

日課表 Timetable

卒業後の進路 After Graduation

費用についてTuition and School Expenses

入学者選抜について Application and Enrollment

学校説明会・見学会について School Tour

入試についてEntrance Examination Information

定時制に通う生徒の声 Voice of Students

【H:from Brazil】
Eu gosto do Colégio Isshiki porque posso conversar e fazer novos amigos com muitos estrangeiros, como filipinos, peruanos, brasileiros e japoneses. Nós estudamos à noite e podemos trabalhar de manhã para economizar dinheiro, o que nos ajuda a ir para a faculdade ou planejar nosso futuro. Os alunos podem obter uma carteira de motorista de scooter ou carro com a permissão dos professores. Os professores ajudam os alunos do primeiro e segundo ano adicionando furigana aos kanjis que eles não entendem, e durante os Estudos Integrados, eles separam as classes para apoiar os alunos que têm dificuldades com o japonês.
Nas atividades do clube, podemos desfrutar de várias atividades divertidas como basquete, vôlei, judô, badminton, pingue-pongue, caligrafia e muitas outras.

【Hさん:ブラジル出身】
私は一色高校が好きです。なぜなら、フィリピン人、ペルー人、ブラジル人、日本人など、多くの外国人とお互いに話をしたり、新しい友達を作ったりできるからです。私たちは夜に勉強し、朝は働いてお金を貯めることができます。これは、大学に行くためや将来の計画のために役立ちます。生徒は、先生の許可を得て、原付や車の免許を取ることができます。先生たちは、1年生と2年生の時に、わからない漢字にふりがなを付けて助けてくれますし、総合的な探究の時間では日本語が苦手な生徒を支援するためにクラスを分けてくれます。部活動では、バスケットボール、バレーボール、柔道、バドミントン、卓球、書道など、多くの楽しい活動ができます。

【P: from the Philippines】
Many foreign-origin students struggle with learning Japanese while simultaneously studying other subjects. Some initially face difficulties academically, but they overcome them with encouragement from peers and teachers. Moreover, they actively participate in school events such as sports festivals and night festivals. Some students even work from early morning to support their families. Despite these challenges, they continue to attend school, which I find remarkable. At Isshiki High School, teachers and foreign support staff provide significant support to students, both academically and emotionally. With their assistance, we continue to learn and grow.

【Pさん:フィリピン出身】
多くの外国出身の生徒は、日本語を学びながら他の科目も同時に学ぶことに苦労しています。初めは学業面で苦労する生徒もいますが、仲間や先生と支え合いながら、乗り越えています。また、スポーツ大会やナイトフェスティバルなどの学校行事にも全力で参加しています。生徒の中には、家族を支えるため毎日朝から働いている人もいます。それでも彼らは学校に通い続けており、私はその姿に感動します。一色高校では、先生や外国人生徒教育支援員が生徒の学業面や精神面で大きなサポートをしてくれます。私たちはその支援を受けながら、学びや成長を重ねています。

【 A: from Indonesia】
Sejak kecil, saya berpindah kesana kemari (Indonesia Jepang), tetapi tidak mempelajari bahasa Jepang sehingga tidak mengerti bahasa Jepang dengan baik. Saat musim gugur, untuk pertama kalinya saya bersekolah menengah pertama (SMP) di Jepang. Saya memiliki hanya beberapa teman dikarenakan tidak mengerti bahasa Jepang yang baik dan juga waktu yang singkat, yaitu 6 bulan. Sebelum masuk sekolah menengah atas (SMA) atau SMA Isshiki malam, saya takut karena tidak memiliki banyak pengalaman bersekolah di Jepang. Takut akan dikucilkan dikarenakan memakai hijab juga termasuk alasan utama. Tetapi setelah masuk SMA Isshiki, ternyata semua hal yang saya takuti tidak terjadi sehingga saya merasa nyaman. SMA Isshiki adalah sekolah dimana saya merasa aman dan juga nyaman. Bukan hanya karena suasana ataupun teman, juga dikarenakan para guru yang sangat memperhatikan keadaan setiap siswa/i, mau itu bernegara Jepang ataupun warga negara asing. Yang awalnya takut karena tidak mengerti bahasa, saya menjadi percaya diri akan bahasa Jepang saya, walau hanya menguasai sedikit tetapi saya bangga bahwa saya adalah salah satu murid dari sekolah SMA Isshiki. Saya harap banyak warga Indonesia yang berminat untuk bersekolah dan masuk ke sekolah Isshiki malam.

【 Aさん:インドネシア出身】
小さい頃に、私はインドネシアから日本に引っ越しましたが、日本語を勉強せず、日本語をよく理解していませんでした。秋の季節に、初めて日本の中学校に通い始めました。私は日本語をうまく理解していなかったし、たった6ヶ月という短い期間だったため、ほとんど友達がいませんでした。高校に入る前、または一色高校の夜間部に入学する前は不安でした。日本での学校生活の経験がほとんどなかったし、ヒジャーブを着用していたことも大きな理由で、差別されることを恐れました。しかし、一色高校に入学してみると、私が恐れていたことは起こらず、快適に感じました。一色高校は私が安心して過ごせる学校であり、その雰囲気や友人だけでなく、日本人や外国人の生徒の状況に細かく気配りをしてくる先生たちがいるからです。最初は言語がわからなくて不安でしたが、日本語に自信を持つようになりました。たとえわずかしか話せなくても、一色高校の生徒の一人であることを誇りに思います。私は、多くのインドネシア人が興味を持ち、一色高校の定時制に進学することを願っています。

【 D :from Nepal】
When I am asked what I have felt since entering Isshiki High School and what I have learned at school, I cannot answer in one word. To be honest, I was really bad at Japanese before I entered Isshiki High School. After entering high school, I felt the atmosphere of the school and other students, and thought that I had to work hard on my Japanese. I was not good at Japanese, but when I took tests, I got good marks and managed to pass them. Then, I also challenged various things while consulting with teachers. Moreover, the students at this school were very kind to me. No matter what the situation, I had a good time with my closest friends at school. I love my school.

【 D さん:ネパール出身】
一色高校に入学してから感じてきたことや学んできたことを尋ねられると、一言で答えることができません。正直に言うと、私は一色高校に入学する前は日本語が本当に苦手でした。高校に入学してから、学校の雰囲気や他の生徒たちに気を遣いながら、日本語に一生懸命取り組まなければならないと感じました。日本語が得意ではありませんでしたが、テストでは良い点数を取って何とか合格することができました。また、先生たちと相談しながら様々なことに挑戦しました。さらに、この学校の生徒たちは私にとても親切でした。どんな状況でも、学校で一番仲の良い友達と一緒に楽しい時間を過ごすことができました。私は一色高校が大好きです。

【Mさん:日本出身】
私は、小学校は保健室登校、中学校は高校の受験勉強のために1年間だけ通いました。なので、ちゃんと毎日学校に通い、教室で授業を受けるのは高校が初めてです。「高校では毎日学校に通い、教室で授業を受けたい」と思い、一色高校定時制に入学しました。学力に少し不安があったのですが、定時制の先生は生徒のペースに合わせて授業をしてくれるのでとてもありがたいですし、定時制は、様々な国籍・年齢の生徒が在籍しているので、いろいろな人とコミュニケーションを取れるのが楽しいです。毎日、様々な言語が飛び交っているので外国語の勉強にもなります。一色高校定時制は先生も生徒も温かく、授業も分かりやすく、毎日楽しい高校生活を送れています。一色高校定時制に入学して本当に良かったなと思います。