情報ビジネスコースの概要

情報ビジネスコースは、普通科の中でも情報系と商業(ビジネス)系の科目を中心に学ぶコースです。本校では2年次以降に編制され、情報に関する高度な知識や将来の職業に活かせるビジネス技能を学び、多くの実習を行います。
● 授業
実習が多く、専門的な内容を学べます。確かな実力を身に付けます。また、情報系の四年制大学への進学にも対応できる教育課程を編成し、大学進学もサポートします。
● 他校種との連携(大学、専門学校、小学校との連携)
大学や専門学校で行われている高度な授業を体験できます。
小学校を訪問し、日ごろ学んでいることを生かして小学生にコンピュータの使い方を教えます。
● 資格・検定
商業系・情報系の資格を取得することができます。

授業

2年
情報ビジネスコースとして、週7時間、専門科目を学びます。2年次に「情報Ⅱ」(週3時間)を全員必修とし、商業「簿記」、または情報「情報の表現と管理」(各週4時間)のいずれかを学びます。
3年
「課題研究」(週3時間)を全員必修とし、商業「財務会計Ⅰ」、または情報「情報システムのプログラミング」(各週4時間)のいずれかを学びます。

専門科目選択の流れ

高大・高専連携授業

大学を訪問し、高度な設備を利用した実習を体験したり、専門学校の先生による出張講義を受けることができます。

<令和4年度実施内容>
●愛知工科大学
「3DCADでモデリング」
立体形状の設計支援ツールである3DCADの概要と基礎的なモデリング方法を学びました。

「触覚のバーチャルリアリティ(VR)とは」
触覚のバーチャルリアリティを学ぶとともに、これを応用した低侵襲VR手術訓練システムを実際に体験しました。

●トライデントコンピュータ専門学校
「サムネイル制作」
画像を用いた表現力を身に付けるためにPhotoShopを使って動画のサムネイルを制作する方法を学びました。

小学校授業支援(3年生)

 近隣の小学校にて、小学生にパソコン(ワープロソフト)の使い方を教える授業支援を行います。

令和元年度は自己紹介カードをパソコンで作成しました(令和2~4年度は中止)

資格・検定

商業系・情報系の資格・検定が取得できます。多くの検定を本校で受検することができます。また、授業でしっかり合格へのサポートをします。資格を取得することで進学や就職につなげます。
<取得可能な資格・検定>
●毎日パソコン入力コンクール(和文・英文)
●P検(ICTプロフィシエンシー協会)
●全商簿記実務検定試験(商業科目選択者のみ)
●日商簿記検定(商業科目選択者のみ)
●ITパスポート試験(国家試験)

ITパスポート試験合格者の声

■ 過去問をひたすら解き、説明文を見たときにその単語が浮かぶようになるまで復習しました。ITパスポート試験に合格するまでは大変ですが、合格したことで役に立つことがあると思うので、後輩の皆さんにも頑張ってほしいです。

■ 過去問を平均8割取れるようになるまでひたすらやりました。過去問だけでは出題範囲であるシラバス5.0が不十分なので、それをインターネットで調べながらひたすら覚えました。特にCSRのような英語の略語は文字から意味を導き出しにくいため、重点的に覚えました。必死に頑張れば誰でも合格できると思うので、高校在学中に合格し、進路に生かしましょう。

卒業生の主な進路先

先輩の声

■授業では、タイピングの練習や、WordやExcelなどのソフトを使用し、検定試験で資格を取ることもできます。パソコンを使う仕事をしたい方や、IT系の学校に進学したい方におすすめです。
■情報の授業では、主にタイピング練習、検定の対策勉強、WordやExcelなどを用いた実技を行います。そのため、タイピングが確実に速く打てるようになり、複数の検定の取得ができます。したがって、進学、就職共に有利になります。