今日の朝の特学(朝の補習)の様子

●令和2年10月21日(水)、2年生朝の特学の様子をレポートします。

●特学とは、特別学習のことで、通常よく言われる「補習」のことです。1年生から3年生まで、主に大学進学を希望する生徒に対して開講されています。部活動が一段落した3年生については、授業後にも開講されます

●通常の授業とは異なり、入試対応の問題演習とその解説を主とした講座です。もちろん希望制ですが、多くの生徒が受講しています。

●今日の特学は、英語のリスニングです。PCを使って流れる音声を聞き取り、それが求める回答をマークシートで選ぶという、実践的な演習でした。私もそれを受講し、英語の知識を再確認できました。

●本日、新しい大学入試の案がニュースで流されていましたが、リスニングは引き続き重要視されています。その力を身に付けるためには、リスニングを繰り返して、「英語を聴ける耳」を養うことが大切です。

●英語は、言語科目ですから、私たちが日本語を習得するのに時間をかけてきたように、その習得には月日が必要なのですが、適切な手立てを講じることで学力は向上します。

●本校が独自に導入している基礎力診断テストと基礎力強化週間の設定により、入学時は、英語の学力がD(中学校の基礎知識が不足している状態)であった生徒Aは、1年9月から上がり始め、2年4月の時期には、大学入試に対応できるだけの学力を身に付けました。(この生徒AはA、今3年生で、就職から進学に進路変更をしました。)下のグラフを見てください。

●何事も、「継続は力なり」です。生徒の学力変化を見取り適切な対策を講じるとともに、あきらめさせない支援をすることが大切であることを再確認しています。

(学校長)