フードデザイン「オーガニック抹茶のグローバル展開」

●7月29日(水)、生活デザイン科1年生が、抹茶ビジネスの北米展開を進めてきた、株式会社葵製茶の代表取締役社長の本田忠照さんから「オーガニック抹茶のグローバル展開」と題したフードデザイン講座を受けました。

●生活デザイン科では、毎年、地域の特産品を生かした創作料理の開発をしています。ウナギを使った創作料理や、えびせんべいの商品開発などをして、情報発信も行ってきました。

●本年度は、愛知県教育委員会から、グローバル人材育成事業の支援を受けており、その事業の一環です。

●講師の本田さんからは、「なぜ、海外へ販路を求めたか」、「どのように販売展開を進めてきたか」、「一色高校生に期待することは何か」などの講義後、実際に「有機抹茶」の味の比較、「海外マーケット向けのフレーバー抹茶」の紹介、美味しい抹茶の点て方など、体験実習を教わりました。

●北米向けの商品パッケージデザインの紹介もあり、スーパーフードである抹茶の健康的なイメージを伝えるためのデザインを見て、生徒たちは、「きれいだ」と手に取って観察していました。

●生徒たちは、お茶の香りや、色、味などを実際に感じながら、「抹茶生産者の配慮や工夫があることが分かった」、「西尾抹茶のブランド価値をどうしたら高められるか、もっと知りたいと思った」などの感想を述べていました。

●さらに、「三河巻きというお菓子の後にいただいたお茶がおいしかった」、「フードビジネスの可能性を感じて、興味が持てた」、「若者に広げるためにはもっと甘いほうがいい」など、今後のオリジナル食品開発にも意欲を語っていました。

●当日の午後は、西尾市立吉良中学校で本校の進路説明会もあり、地元の中学三年生の親子の皆さんに、生活デザイン科フードデザインの今回の特別授業を紹介することができました。

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