誤(偽)情報(フェイクニュース)には要注意!

●新型コロナウイルスへの不安が広がる中、SNSなどを介し、日用品の在庫や感染の予防法などに関して、誤った情報が飛び交っている。

「マスク不足によりトイレットペーパーも不足する」、「26~27度の温度でウイルスは殺せる」、「深く息を吸って10秒我慢し、咳(せき)や息切れがなければ、新型コロナウイルス感染の可能性は低い」などの情報は、すべて誤(偽)情報(フェイクニュース)である。

●間違った情報をSNSで広げてしまうと、感染を広げることにもつながりかねない。どんな情報を疑うべきなのか。自分が広げないためには、どうすればよいのか。次の専門家の指摘が大切である。

1 誤情報は正しい情報より広がりやすい *神戸大学教授森井昌克氏(情報通信工学が専門)

「人は衝撃的な話題の方が頭に残りやすい。一番大事なのは、信頼できる人の話であっても、情報源がわからない場合はうのみにしないことだ」

「身近な場所で感染者が出た」といったうわさに接した場合は、自らもすぐに広めようとせず、自治体のウェブサイトや、新聞、テレビのニュースなどでも報じられているか、確認することが重要だ」

2 予防法に関してもデマが飛び交う  *大阪府立大学教授山崎伸二氏(獣医国際防疫学が専門)

「SNSには、信用できる情報もできない情報もある」

「厚生労働省や日本感染症学会など、専門家が確認している情報を参考にしてほしい」

「(厚生労働省)新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」は下をクリック!https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

なお、これらの情報は朝日新聞デジタルなどを参考にまとめた(20200413)。下をクリック!

https://www.asahi.com/articles/ASN32571ZN32PLBJ001.html