教養特学を実施しました。

●12月25日(水)、1・2年生の進学希望者を対象に、教養特学を実施しました。講師は村瀬校長先生、テーマはSDGsです。

SDGsについて説明を受ける生徒

SDGsの17のテーマについて説明を受ける生徒

 

 

 

 

 

 

 

 

●これは、地球規模の課題、持続可能な開発のための取り組みをどのように整理していったらよいのか、学んだ知識をどのように組み立てたら課題発見につながるかなど、解決の筋道をつかむための思考力育成をねらった初級講座です。本校初の取組です。

●講座ではまずSDGsの概要の説明があり、大きな課題をいきなり解決しようとするのではなく、身近な問題について因果律(何を原因として考え、その結果どうなっているのか?)を意識した課題設定をすることの大切さをグループワークを通して実感できるものでした。

思考実験をする生徒たち

思考実験をする生徒たち〜ポリ袋(高分子化合物の特性を体験する)とは?〜

 

 

 

 

 

 

 

 

●また、実際に検討されている新しい大学入試問題(大学入試共通テスト試行問題)や実際に出題されている大学入試問題を事例にした演習と解説もあり、普段使わない思考回路を働かせることができたようです。

●ちなみに、試行テスト問題は、1・2年生全員が正解することができました。論理的に考える道筋が分かれば、難しそうに思える大学入試問題も、きちんと回答できることを実感できたと思います。

●私たちが解決すべき課題に気付くこと、問題意識を持つこと、解決しようとすることは、地球規模の課題を私たち自身の課題として意識できる主体性がなければできないことです。

●今回の活動を通して主体的に社会にかかわる心の準備と、その楽しさを知ってほしいと願っています。非常に短さを感じた3時間の講座でした。