イルミネーション
●毎年、安城デンパークのイルミネーションを楽しみにしている。昨日が雨だったので、混むことを予想しつつも、12月24日(月)、今日のこの日を選んだ。
●「LEDのイルミネーションの色合いは、シャッタースピードを速くすることで出せる」と、居合わせたカメラマンが教えてくれた。早速試してみたら、素晴らしく綺麗な色合いが出た。それがすぐ下の写真だ。やはり、聞いてみるものだ。試しにもっとスピードを早めてみたら、2番目の写真のような水玉模様になった。そこには、目では捕らえられない世界が浮かび上がっていた。
●「人は目で見えるものしか見ていない」のはあたり前のことなのだが、目に見えることだけが存在しているわけではないし、目には見えないけれども存在していることがある。
●金子みすゞの詩「星とタンポポ」を思い出す。
青いお空の 底ふかく
海の小石の そのように
夜がくるまで 沈んでる、
昼のお星は 目に見えぬ
見えぬけれども あるんだよ、
見えぬものでも あるんだよ。
散ってすがれた たんぽぽんの
かわらのすきに だァまって、
春がくるまで かくれてる
つよい その根は 目にみえぬ。
見えぬけれども あるんだよ、
見えないものでも あるんだよ。
●「シャッタースピード」という新しい思考回路によって、(たとえカメラがなくても・・)、目では捕捉できない光景を想像・創造できる。「目で見えにくいもの、見えないもの」を捉えられるように、物事について、複眼的に、深く、考えてみようと思う。
●帰りにショップに寄った。そこで売られていた地元の特産品のうち、ある商品に目がとまった。嬉しくなって、2つ買ってしまった。高校生による開発商品(三谷水産高校と岡崎商業高校)である。
●一色高校生活デザイン科では、今年度、西尾市役所佐久島振興課の支援のもと地元の料理家とともに、特産品うなぎを使った創作料理の開発を行っている。この取組は、農林水産省の農村漁村振興推進事業を活用した西尾南部ベイエリア協議会の活動に、本校が協力して進められているものだ。*生活デザイン科行事レポートを参照
●この12月、校内選考を行い、「うなぎのHARUMAKI」(春巻き)と「うーなつ」(お菓子)が候補作として選ばれた。来年1月27日(日)午後2時から、西尾市コンベンションホールにて発表することになっている。来年、亥年の一色高校が楽しみである。
(村瀬)