桜咲く一色高校

●花見は、四季の移り変わりと深くかかわりをもとうとする日本の伝統的な文化である。古代の日本では、花を観賞する習慣はなかったが、中国の文化が流入した後、奈良時代以降に始まった。平安以降に桜を愛(め)でる意識が高まり、現在の形になったそうである。

●桜の木の下で行う花見は、単に人間が楽しむためのものではなく、神が花に託したパワーを人間の体内にチャージする意味があると、岐阜大学の柴埼直人准教授は語る。まさに、「神の見えざる手」が花を咲かせ、人間をもパワーアップするということなのだろう。

●令和2年4月、新型コロナウィルスに悩まされながらの学校再開である。学校の教育活動の正常化に向けて、神の力にもあやかりたいと思い、今日4月2日(水)、満開に近い本校の桜(一番上の写真は、本校の隣の別院のもの)を記録してみた。何度見ても美しいと思う。明日は離任式(ココをクリック!)である。

(村瀬)