書道部です。~千字文2(ツー)

●1月20日(金)業後に、書道部は、卒業式の当日に、体育館に飾る予定の千字文2(ツー)を書きました。

●千字文(せんじもん)は、中国で生まれ、文字の手習いの教科書に使われました。日本にも伝わりました。

●本文(白文)  川 流 不 息。 淵 澄 取 映。

書き下し文   川は流れて息(や)まず。淵は澄みて映(ひかり)を取る。

音読      せんりゅう ふそく えんちょう しゅえい

●そこで現代語訳を示すのが通例ですが、書道部では、現代語訳を歌にし、さらに芸術的に表現して書き上げました。

持続の学び 川の流れ

則ち気力 心澄む淵

謙虚に至る とこしへの

賢者の光 プラスワン

●卒業式当日、私たちの書を以て、三年生の先輩方の御卒業をお祝いし、送ることができたらと思います。

●とこしへの理想、賢者の光、「プラスワン」という言葉は、いつまでもいつまでも、皆さんの人生の中で語りかけ、迷いの暗闇の中にあっても照らし続けてくれるだろうという祈りを込めて書き上げました。

●上代びとが「千字文」に出会って未知の漢字を学習していったように、また私たちが「千字文」に出会ったように、未知のことを、知らないことを怖がらず、怒らず、知ろうとする謙虚な心をいつまでも持ち続けていきたいです。