生デ1年生へ 実習室を紹介します

生活デザイン科1年生の皆さんへ

先日は、久しぶりの登校日でした。課題を受け取り、家庭学習を各自で進めていると思います。ここでは、生デの授業を紹介しましょう。

●生デの授業は、どのようなものがあるか、まず時間割を見てみましょう。

1週間に「家庭総合(通称:家総)」5時間、「生活産業基礎(産基)」2時間、「生活産業情報(生情)」2時間、「暮らしのデザイン(暮デ)」2時間で、合計すると11時間ありますね。

●すべての授業(31時間)のうち、1/3は生デの専門科目ということが分かります。これらの科目は、実技実習をしますので、実習室で行います。分割授業もあるので、少人数で被服、調理実習ができます。

2年生からはファッションコース、フードコースに分かれて、さらに専門科目の実習が多くなります。2年生は約半分、3年生は2/3が生デの専門科目になっていきます。

●臨時休業中の課題として、「マスク」の製作がありました。型紙を活用して、作り方プリントをよく読みましょう。「家総(被服実習)」では、中学校で使っていた裁縫用具セットを使用しますので、準備してください。教科書「家庭総合」p207を参考にして、玉結び、並縫い、玉どめをよく練習しておいてください。

●「家総(被服分野)」では、2学期に被服製作技術検定4級を受験します。内容は「基礎縫い」です。方法は、手縫い(並縫い、まつりぬい、半返し縫い、ボタン付け)とミシン縫い(直線、曲線)を制限時間内(35分)で仕上げます。「半返し縫い、本返し縫い」は「並縫い」より縫い目がしっかりするので、衣類のほころびなどを修繕するときにも向いています。ボタン付けも含めて、覚えておいて、いつでも修繕できるようになれたら素敵ですね。

●課題のマスクができたら、いろいろな色の手縫い糸でステッチをしたり、刺繍などをして、創意工夫のあるオリジナルマスクに仕上げてみましょう。

次は、実習室について紹介します。

●本校は南から北に向かって、第1棟、2棟(教室棟)、3棟、4棟と校舎が並んでいます。2棟と3棟は長い通路でつながっていて、小さな水路を渡りますので、ちょっと趣があります。生デの授業の多くは、3、4棟で行います。3棟には、音楽室や情報処理室、生徒会室、作法室もあります。

●実習室は、広い空間で、大きな机や調理台があり、整然としています。クーラーなどの空調整備も整っているので、1年中快適に実習ができます

●下の写真は、3棟の被服実習室と調理実習室、情報処理室です。

●アイコンは、「アマビエ」ちゃんです。皆さんとご家族様が健康でありますように。

(生デ・高津)