1年生の皆さんへ「エプロンが届きました」

●生活デザイン科1年生の皆さんへ

入学式を終えて、10日ほどが経ち、家庭で過ごす時間が長くなっていることと思います。学校には、皆さんが調理実習で使う「エプロン」と「三角巾」が届きました。真新しいエプロンは真っ白で、一枚一枚袋に詰められ清潔な状態で保管しています。

●割烹着エプロンは少しレトロなデザインですが、ウエストのあたりにはタオルをかけられるようになっていたり、大きな丸形のポケットが付いていて機能的です。後ろ側に2か所ひもがあり、それを結びます。

●また、襟まわりにはペールグリーンのバイアステープが施されています。(1年生の学年色が緑色だからです。)この春のトレンドカラーですね。

●良いデザインとは美しさと機能性を兼ね備えていることが分かります。身の周りにある衣服もそういう視点で見つめ直してみると面白いと思います。

●1学期は調理道具の使い方から始まり、調理の基礎的な技術の一つ、包丁の扱い方を学びます。そして食物調理技術検定4級を受験します。内容は「きゅうりを縦に半部にして、厚さ2㎜の半月切りにする」ことや「計量」です。方法は、「30秒間で50枚以上、きゅうりを指示通りに切る」、「食塩を計量スプーンで正しく計る」などです。

●教科書「家庭総合」(p159)に写真付きで切り方が載っているので参考にして、慣れてきたらいろいろな食材を包丁で切ってみましょう。細かく切った野菜はサラダにしたり、スープにしておいしくいただきましょう。

●調理実習をはじめ、生デの実技科目では基礎基本をしっかり身に付けることを大切にします。みなさんには、これから新しく始まる授業を楽しみにしてもらいながら、各家庭で取り組める生活技術の一つひとつを貴重な機会ととらえて、生デの授業準備をしてもらいたいと思っています。

●調理をする際は、手をよく洗ってから始めてくださいね。また、後片付けをしっかり行うことも、次回の調理をスムーズに進める上で大切なことですので心掛けてください。

(生デ・高津)