ハッピー💖バレンタインデー

●2月14日(金)、ハッピー💖バレンタインデー。毎年、この時期になると、生活デザイン科の生徒たちの会話は、「バレンタインに何を作るか」、「何個作るか、誰にプレゼントするか」など、チョコレートの話題をよくしています。

●生活デザイン科の授業では、チョコレートを使ったお菓子を作る実習がありますが、事前学習として、食品や栄養、食文化についての学習もします。

●チョコレートにまつわる生活デザイン科の授業、「食文化」を紹介します。まず、「おいしいチョコレートの原料は何?」、「日本が最も多くカカオ豆を輸入している国はどこか?」という発問をします。

●答えは、「チョコレートの原料はカカオ豆で、日本が輸入するカカオ豆の70%はガーナ産」。

●「ガーナってどんな国?」、「日本と比較してみよう」。カカオ生産国(ガーナ)とチョコレート消費国(日本)との貧富の格差やつながりを知ります。

●「アフリカでは、子どもの何人に1人が児童労働をしているでしょうか?」。世界では2億1500万人、子どもの7人に1人が児童労働をしています。「アフリカは子どもに占める児童労働者の割合が一番高く、4人に1人」。

●身近なチョコレートを通じて、私たちと西アフリカのカカオ生産現場で働いている子どもたち、「児童労働」とのつながりがあることについても考えていきます。調べ学習で、児童労働への様々な取り組みがあり、児童労働がないチョコレート、日本のフェアトレードブランド「People  Tree(ピープル・ツリー)」があることに気づいていきます。

●チョコを食べる人も作る人も幸せになれるチョコレート。一般に売られているチョコレートよりも価格は少し高めです。

●チョコレートを使った「講義と実習」。私たちに何ができるかを考え、個人やグループができる行動を考えていきたいですね。

 

●2月14日(金)、生活デザイン科の職員(S先生)の机上の写真を添付します。生徒たちの明るい笑顔とチョコレート。

微笑ましい一日でした。(生デ・高津)