カエル君
◯9月8日(日)、台風15号が近づいている中での晴天だ。今年は、5月のGWから、自宅の庭の雑草対策のため除草シートを敷き詰めた。一部を除いてその対策が完了した。除草シートの上には玉砂利を敷き詰め、これで雑草に悩まされることが少なくなりそうだ。
◯玉砂利ばかりでは寂しいので、今日の朝はやくから、敷き詰めた除草シートの一部を切り抜き、育てておいた玉竜を石の周りに植え込む作業をした。
◯植え終わり水を掛けてやると、すぐにカエル君が玉竜の上に飛び乗ってきて、何とも可愛らしい。以前、アメリカ・ボストンのハイ・スクールに調査に行った時に、カエル君のレリーフが随所に置かれた公園に行ったことを思い出した。フロッグ・パークである。
◯現地の人から、カエル君は「幸運の象徴である」と聞かされた。ヨーロッパでも、一度にたくさんの卵を産み落とすことから、「多産」「豊穣」という意味があり、オタマジャクシからカエルに大きく変身することから、「変容」の意味を持つ生き物として語られているようだ。
◯確かに、日本でも、「無地にカエル」「福がカエル」「お金がカエル」という言葉がある。ガマ口の財布は、「お金が帰ってくる」という意味で、金運アップとしても知られている。
◯ご利益が期待されるカエル君、せっせと庭に水やりをして、彼らの不思議な力にあやかりたいものだと思う。
(しばらくすると、かつての教え子(中学生の子供を持つお母さん)から、こんな写真が届いた。「カエル君は、扉に向けて座っている」そうです。カエル君にあやかりたい人はたくさんいる、ということですね。)
(村瀬)