夏休みの午後に準備する

●7月31日(水)、もう本格的な夏の到来です。午前の特別学習(補習)が終了した午後の校舎内を歩き回ってみました。

●各教室では、8月に2回行われる、被服に関する技能検定試験の準備をしている生活デザイン科の生徒の皆さんや、8月6日(火)に本校で開催される「中学生体験入学」のための準備をしている美術部や書道部の生徒の皆さんの姿がありました。

●これからの時期は、就職試験や進学のための学習も本格化します。一色高校では、この夏から新しく「文章読解・書き方講座」を特別学習に取り入れました。3コマ×90分の講座です。この講座には、50人ぐらいの3年生の皆さんが申し込みました。

●この初めての講座の主担当は、本年度は、日常的に特別学習を担当していない、校長と2名の教頭です。8月からは、短い課題文の読み取りや文章を批判的に読みこなすためのいくつかの着眼点を扱い、自分の考えをまとめる練習をします。(自分の考えをまとめる能力については、中学生を対象にした令和元年度の学力調査で課題があることが明らかにされています。)

●私たちは、物事を言葉で考え言葉で整理し、表現する生き物ですから、とても大切な講座といえましょう。この講座で学んだことが、生徒の皆さんの生涯にわたって役に立つ知識・技能となることを願って、問題作りを始めています。一緒にがんばりましょう。

(村瀬)