姫きもの講習会実施しました

●5月28日(火)、6月17日(月)の2日間、生活デザイン科3年生を対象に、「姫きもの講習会」を実施しました。講師は、古裂美術工房(名古屋市熱田区)の吉野孝子先生です。

●生徒たちは、着物の種類やデザイン、文様について学んだのち、古い着物の縫い目をほどいて、絹の質感や手触りを確認しながら、着物の構成を理解していました。

●ファッションデザインコースの生徒は、2年生の時に、「浴衣」を製作しているので、「袷(あわせ)の着物」を扱うことで、和服の学習を深めることができます。

●その後、生地を洗い、干し、乾燥させて、もう一度、ミニチュアサイズの着物の型紙を当てて、作り上げていきます。

●「和服は植物の柄が多く、色がきれい」、「波、雲、水や蝶や鳥、自然のものが組み合わさっている」、「手描きで染めいて、丁寧に作っている」、「金糸、銀糸の刺繍もきれい」など、いろいろなことに気付きながら実習ができました。

●生徒たちには、梅雨の頃に、「紫陽花」を見て、「美しい色」と感じる気持ちを大切にしてもらいたいです。今日は、日本文化に触れる、貴重な機会となりました。