防災訓練で考えたこと

●4月15日(月)、定時制生徒・教員あわせ130名で、地震災害を想定した防災訓練を行いました。

●19時40分、地震発生のサイレンが鳴ったのち、教室の照明はもちろん廊下や階段、職員室などの照明という照明が全て消え、真っ暗闇の中、生徒達は懐中電灯の光だけを頼りに冷たい風が吹く校舎外に避難しました。避難開始してから点呼までかかった時間は5分でした。

●防災訓練はなぜ必要なのかと考えてみます。

●災害時では、自分たちの命は、自分たちで守ることが最も重要になってきます。

●防災訓練では避難場所までより安全に移動するため、事前に経路を把握し、どこに集まり、どこに避難しなければならないのかということを、実際に動いて学習します。そうすることによって、身のまわりに起きうる危険を事前に知り、回避できることにつながるからです。

●事前にできることから日々積み上げていくことで、災害時には少しでも危険要因を減らすことができ、あわてずに行動できることにつながります。それが自分たちの命は、自分たちで守るための大きな一歩となり、防災訓練はその絶好の機会だと考えます。

●訓練の一環として屋上にあがるというなかなか無い経験に、生徒達の表情はとても輝いていました。その表情をみると、こちら側の表情もやわらかくなってきます。

●防災訓練を通して、災害がおこらないようにと、ただただ願うばかりでした。

(杉森)