紙芝居をつくろうProject

●3年生の日本史Bの授業で、「紙芝居をつくろうProject」と題して、紙芝居作成の授業を実施した。

●《紙芝居作りの条件》

①外国のお話を日本風にアレンジする。題材は自由。

②日本史に出てくる歴史上の人物を登場人物に置き換える。

③時代背景を明確にする。時代を超えて人物を登場させてはいけない。

④10分程度のお話にまとめる。

●6時間の授業時間で、題材の決定・物語の構成・紙芝居作成までを行う。時間が無いなかで、それぞれの班で意見を出し合いながら、なんとか紙芝居を完成させて発表することが出来ました。

●《作品一覧》

A班 タイトル『不思議の国のお龍』 元の話『不思議の国のアリス』

〔あらすじ〕

お茶会に向かう龍馬を追いかけ、寺田屋に飛び込んだお龍。その先にあった景色は・・・。

B班 タイトル『青ひげ』  元の話『青髭』

〔あらすじ〕

昔、森に住んでいた娘はたいそう美しいと評判だった。ある日金持ちの男が娘を一目見て気に入り、嫁にとった。金持ちの男と娘は一緒に暮らし始めるが・・・。

C班 タイトル『小豆姫』  元の話『白雪姫』

〔あらすじ〕

昔々、近江国にお市というとても美しい姫が住んでいました。一方、美濃国には、とても意地悪な帰蝶が住んでいて、毎日魔法の鏡に「日の本で一番美しいのは誰?」と尋ねていた。ある日、鏡が「お市」と言ったのを聞いた帰蝶は怒り狂って・・・。

D班 タイトル『はだかの久光』  元の話『裸の王様』

〔あらすじ〕

文久の改革を終えて、薩摩に戻るにあたり、バカには見えないという珍しい着物を仕立てて、大喜びの島津久光だったが、帰る途中にある事件が・・・。

F班 タイトル『龍馬と魔法の急須』  元の話『アラジン』

〔あらすじ〕

ある国に貧しくも清らかな”坂本龍馬”という青年が住んでいました。龍馬は国務大臣のペリーが探し求めている”魔法の急須”があると言い伝えられている桜島の麓にある祠に唯一入ることができる人間でした。龍馬はペリーに祠に入るように言われ・・・。

●各班とも、短い準備期間にも関わらず、熱心に取り組み、いい作品が完成し発表することが出来ました。